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2006年10月17日 (火)

No.27 子供の持久力過去最低水準に:文科省調査 in Japan

1141460_img ■10月9日「体育の日」に合わせて、文部科学省は「体力・運動能力調査結果」を新聞紙上で発表した。子供の持久走の成績が20年前に比べて5~9%悪くなり過去最低レベルにあることが明らかにされた。

■昨年5~10月に6~79歳の男女約7万人を対象に調査は実施され、データを集計し、体育の日に公表された。順天堂大学の青木純一郎名誉教授(運動生理学)は「途中から歩く子供が増えている。肉体的な体力に輪をかけて、粘り強くがんばる精神力が衰えている」と指摘している。

■常に大きな珠算の競技大会を見てきているが、参加している子供たちの持久力の強さ、がんばる精神力、長時間戦い抜く忍耐力には目を見張ってきた。大きなストレスの中、持てる力をフルに発揮して、満足できる成果を挙げるという目的に向かって自分をコントロールできていることは特筆すべき点だと思っている。

■継続的にそろばんのトレーニングを続けていくことが、このような子供たちの特性を形成していくのだということに、教育関係者は気づき注目すべきだと考えている。

■日本が目指す「美しい国造り」をしっかり支えて実現に貢献するのは、規律ある練習に耐えるそろばん少年たちであるのかもしれない。

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