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2006年9月 8日 (金)

No.12 算数科のそろばん指導 in Osaka

1131378_img ■平成12年度から施行されている小学校の学習指導要領では、3年生でのそろばん指導を義務付けている。ただ、指導時間数は教科書(6種類あります)の記載によってまちまちであり、平均して3~4時間である。

■担任の先生によっては、この3~4時間を最大限に活用してそれなりの効果を上げている学校も沢山あるが、指導の自信がないために指導を行わないクラスもあるようだ。

■担任のそろばん指導力の脆弱さを考慮し、大阪ではそろばんの指導者の団体が糾合し、平成12年度からプロのそろばんの教師を学校に派遣し、そろばん指導をボランティアで展開している。

■大阪府下では、平成17年度には124校の小学校へ講師を派遣し担任を交えてのそろばん指導を行った。プロの外部講師が教室に入ることで、担任にも大きな刺激を与え、子供たちもいい緊張感を持ち、指導の効率はきわめて高いものになっている。

■子供たちの子供力を高めていくために、そろばんのトレーニングが役立つことは学校支援受け入れ校では実体験しているようである。これらの実験的試みが、次の学習指導要領改訂でそろばん指導強化につながってくれれば、日本の基礎教育充実に役立つものと期待している。

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