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2006年9月19日 (火)

No.14 盛り上がった北信越ブロック懇談会 in Kanazawa

1131393_img ■9月18日に、金沢商工会議所で表記の懇談会が開かれた。石川、富山、新潟、長野の4県から43名の先生方が参加した。10時半から講演を行い、そのあと昼食をはさんで3時まで熱心な議論が交わされた。

■講演では、日珠連の活動理念(進むべき進路・軌道)を4つに整理して示しました。①技術立国として生きるには、そろばん力が国際競争力のカギ②数学に根ざす論理的思考が実社会では大きな財産③数学はものを考える基礎訓練になり、あらゆる職業に役立つ素養④珠算学習で計算力向上を計り、考える力や先を見通す力を合わせて確保  ・・これらの実現に貢献することで社会的評価を獲得することが日珠連の活動理念であると説明した。                            

■講演のあと、珠算界の現状認識を明らかにし、続いて組織としての活動戦術を示した。

1131392_img ■結論として、今後の珠算界が目指すべき方向を、①文科省のそろばん理解度向上②学校サイドとの連携強化③珠算の学術的研究の推進…の3つにまとめて明示した。

■具体的な指導目標としては、次の5つを明らかにした。①子供力の向上②子供たちの基礎力再構築③子供たちの規律の確立④彼らの耐力、持久力、集中力強化⑤子供たちに強力な暗算力の確保…の各項目である。

■石川県の金沢市が当番団体でしたが、積極的で、意欲的な発言が多く、実りの多い印象的な集会であった。

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