No.11 そろばんが評価される理由は・・ in Japan
■教育の現場で、あるいは一般の社会でそろばんに対する評価が高くなってきた。そろばんが評価されるポイントはどこにあるのだろうか?そろばん学習(トレーニング)が評価される図式をまとめてみた。
■そろばんの一定期間の練習で→暗算力(暗記力)と集中力が強化され→学習時に不可欠の基礎力が回復する→その結果、思考力・理解力・持続力・計算力が向上し→学力と共に人間力が向上する。
■これからのお母さん方の対応の仕方については、脳のソフトな時代にそろばんのトレーニングを行い→暗算力を習得し、鋭い数感覚を身につけて→コンピュータを正しく活用する→これがこれからの教育のあるべき姿であり、人間作りの基本的デザインと言えるのだと思っている。
■以前は、4~6年生がそろばん学習者の中心であった。そろばん教育は職業教育の一環と考えられ、検定試験の合格(ライセンス取得)が目的でした。現在は、1~4年生がそろばん学習の中心であり、その動機も計算の基礎能力の向上、数感覚の育成にあるようだ。
■そろばん学習の目的は、初等数学教育の一助と考えられていて、教育の基礎基本(ファウンデーション)の強化に力点は移ってきたと言える。
■そろばんの指導者としては、具体的には、子供力を向上させ、子供たちの基礎力を再構築し、規律を確立させる、彼らの耐力・持久力・集中力を強化し、合わせて暗算力を確保させるといった点に改めて留意点を置かなければいけないと考えている。
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