No.7 「日本教育再生機構」に期待 in Tokyo
■7月18日の新聞紙上で、「日本教育再生機構」が今秋発足することが明らかにされた。コーディネータ役には八木秀次高崎経済大教授(設立準備会代表)が予定され、27日に発足に向けての「考える会」が開かれた。9月中に役員や参加団体などを決め、10月下旬の正式発足を目指す予定を確認した。
■パーティでは、日本教育再生機構設立準備室代表の八木秀次氏を中心に3名の代表発起人が舞台に立ち、主催者を代表して、代表発起人の政治評論家、屋山太郎氏があいさつした。 安部晋三内閣官房長官、武部 勤自民党幹事長らからの祝電、メッセージも披露された。集いには約二百五十人が参加。伊藤隆・東大名誉教授、鍵山秀三郎・イエローハット相談役なども挨拶、提言を行った。
■日本教育再生機構の基本方針は、①学力低下対策と教員の資質向上②道徳教育の充実③歴史、国語、音楽など伝統文化の継承④家族の再興⑤教育団体のネットワーク化など。
■各種団体、小規模グループ、市民にも呼びかけし、ゆるやかな連合体を目指し、研究スタッフを充実させて、教育に関するシンクタンクの役割も目指すそうである。
■そろばん指導者の団体としても、基本方針の①、③、⑤には深いかかわりがあり、広い意味での参画を考えていくべきだと考えている。人間の基礎力の鍛錬は、そろばんのトレーニングでクリアできるし、そろばんの練習が青少年の人間作りに貢献できることなどをアピールし、この新しい運動の成果に役立つことが出来れば大きな喜びになる。
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